動物占いを知っている年代って実は限られているんですよ。
今の高校生に動物占いと言っても通じません。
たぶん30代以上のヒトなら、ひと時流行った動物占いを覚えていることでしょう。
どの人のパーソナリティを動物にあてはめて占うというやつでしたが、私はひつじでした。
読んでみると、いいところも悪いところも含めてなかなか当たっているように思えました。
特に、自分の職業について書いてある箇所はまさにそのとおり、自他ともに認める私のキャラクターでした。
「頭は固い。でも親身になってくれる」というコメントを読んで納得でした。
身近な人も占ってみましたが、なかなか当たっているようです。
今でも公式サイトがあるくらいですから、やっぱり支持する人が多いんでしょうね。
私は夫のことを占ってみて「大器晩成型」と書いてあるので少し安心しました。
たしかに中年に入ってからの方がいいことが増えているような気がしているんです。
動物占い、知らない人には教えてあげたいですね。
意外と本格的な動物占い
動物占いというとどこか簡単で当たる占いというよりは、ちょっとした遊びのようなイメージを持ってしまうかもしれません。確かに、可愛らしい動物のイラストは神秘的なタロットカードのデザインなどに比べると子供っぽく見えてしまうかもしれません。しかし、動物占いは実は意外と本格的な占いであり、その理論も確かななものなのです。
動物占いの元となったもの
動物占いは当たる占いとして評価を得ている四柱推命を元にしています。四柱推命は長い歴史を持つ占いで、900年以上昔に中国で作られました。この占いは人の運命はその生年月日によって決まっているとされ、複雑な計算の元その人の運命を調べる占いです。作られたのが古いのでやや分かりにくい部分もあります。そこで十二運星と呼ばれるその人の特性を動物に置き換えてわかりやすくしたのが動物占いです。
動物占いの仕組み
動物占いはまずその人の生年月日からその人の動物を決めます。動物ごとに特徴があり、それがその人の持っている本質ということになります。動物にはグループとカラーが決まっており、他人との関係をそれによって調べることができます。また、その人が持っている動物はひとつだけではありません。人のさまざまな性格の側面をお占い動物に当てはめることで性格の複数の部分を占うことができます。
動物占いが生まれのはなぜ?
動物占いは日本で生まれた占いでした。他の占いでも当たる占いとして定評のあるものの中には見た目が変わったり簡単にアレンジしたりするものがあります。例えば星占いは同じく当たる占いと信じられてきた西洋占星術を簡略化したものでした。そうしたことが行われたのは、占いを誰にでもできる親しみやすいものにしようという努力だったようです。本格的な当たる占いでなくてももう少し手軽に楽しみたいという人のために生まれたのでしょう。